Archive for 6 月, 2008
月曜日, 6 月 30th, 2008
夕刻、新宿郵便局へEMSを出しに行くポーランドのアートセンターへDVDとプロジェクトの企画書の提出。EMSのキャンペーンというのでiPodがあたるかもというので50円切手を貼ってすぐに応募する。その足で新宿東口のベルクへ行き、生ビールとベルクドックを注文して、閉店間際までいる。いつもいる髭の外人が何か紙に書いている、ほほんと思ってぺろりに食べて、アルタ前を通り抜けて西武新宿線。日曜日なので案外空いているので比較的楽で、イギリスで購入した「Photography as contemporary art」という本を読んで読みつつ、英文なので面倒だけど面白いと思いながら、オランダ人アーティスト(名前を忘れた)のプロジェクトは面白いなと思いつつ、ヨコハマでのプロジェクトを構想する。
お昼には香港のアートセンターへ提出為の書類の整理と、カナダのキュレーターへ協力のお願いをする。すぐにすなんり快諾の返事。パソコンに齧りついて疲れてきたので、部屋の掃除と狭くなった部屋の片付けをして、面積を広げる。使ってないアーカイブ用のダンボールが溜まって面倒だ。変な時間に起きたので、4時前にお腹が空いて、相棒と駅前まで歩くがどこも準備中なのにがっくりきて、いっそのこと大盛りスパゲッティーを作ろうとなり大量のペペロンチーのを作り、一気に食べる。その後で、少し予定のことを考えていたら、夏が忙しくなりそうだということで、夏バテしないように鰻が食べたいとなる。
チリの昨年のプロジェクトA memory with vegetableのポスター制作が遅れているのだけど、発送費用を抑えようと思っていたら、国際航空書簡という核安の送り方を発見し、25gまでなら全世界一律90円の封筒を見つける。郵便局で専用の封筒を購入すれば良いと、しかも案外可愛いし、オリジナルでもサイズを守れば可能だというのだ。とりあえず、これだなということになって、ベルクでビールを飲んだわけです。
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日曜日, 6 月 29th, 2008
学芸大学のホテルクラスカと松尾君の名古屋の友人のカフェのオープニングパーティーへ行く。どちらともにお酒がただで飲めるのが嬉しく、かなり飲んだ暮れてしまいながらも、いろいろなことを胸に残る。クライアント不在のデザインの展覧会とは一体だれのために行われているのかぼくにはさっぱり分からないのだけど、それはそれで動いているような感じを受けて、とても不可解でありながらも、それはそれで当事者たちは楽しそうだということで、そのあと行ったカフェではまた若い人達が新しいカフェのオープンを祝う為に、集まっていて併設されたギャラリーで写真展を行っていた。正直なところまあああまあああという言ったところで、特に記憶に残ってはいないのだけど、松尾君がまたいつも以上に酔っぱらっていて、イメージの話をしていてテキーラを飲んでいたのが印象的だった。最後はいつのまにか松尾くんと曜子ちゃんがいなくなったので、僕らも近所の定食屋でごはんを食べて終電間際で帰る。
昨年のチリのことを思い出して、このごろよく思い返すというのはプロジェクトのポスターを作るという計画が1年も経過しているのでそろそろやらないと行けないというころで切羽詰まっているからで、本当の朝日新聞とか毎日新聞が使っている新聞輪転機を使ったざらざらで荒いブランケット版(つまりふつうの新聞サイズの)ポスターを考えているのだけど、それもまた一筋縄ではいかず、あたりまえだけど普通の印刷所では扱っていないので、新聞印刷所へ相談に行く。なんとか新聞の印刷所の稼働がない時間を狙って格安で個人の印刷物をと思っていたら、ああやっぱりそう思っている印刷所もあったのだ。普通のオフセット印刷と比べると多少割高かとは思うのだけど、ぼくの希望通りのものができるようなので、ここは思い切ってやるしかないということで、最後はそのポスターをチリのサンチャゴの参加者36名に送り返すといったことで終了するのだ。
部屋が片付かずに荷物ばかり増え続けるこの頃で、そろそろ中国のことも考えていたらパスポートナンバーなどの書類を揃えないと行けないということになったので、慌てててててててて、更新しているパスポートを取りに行こうかと。雨も降っています、明日は晴れますように、今日は一番いい日だったんだと言えますように。明日もやってきますね、また明日。
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日曜日, 6 月 22nd, 2008
新しい詩のプリントアウトを済ませてひとくちトースト食べる。ああ今日は雨なのだということでyoutubeで何故かDischargeとChaos UKのビデオを見た。ついでにRamonesも見た。ぼくはこれから始まるというワクワクした気分が無いととても不安で溜まらなくなるし、いつだって始まっていたいと思う。Ramonesが I don’t want to grow upという歌を歌っているのだけど、なんとなくそんなことを思ってしまった。このgrow upというのは成長したくないと言うよりも”嫌な大人の世界”に染まりたくないという意味だったのだろう。ぼくも嫌なのだ。単純に同じだと思った。
警察公安関係との関係があるのだろうと憶測はしているのだけど、そうだとしたらやっぱりぼくは大人になりたくないと思うのだ。そんなことは僕は認めないぞ。如何に「どうせ」というフレーズを使わず生きていくのかという問いがぼくのなかで重要なのだ。
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日曜日, 6 月 22nd, 2008
賃上げ闘争から帰宅後、夜7時すぐに来訪者にも関わらず堂々と風呂に入る。居間には美味しいビールにちらし寿司。山岡氏から来年の横浜での国際プロジェクトのお話を伺う。最初ビールを飲み過ぎてしまってひとりだけ酔っぱらってしまうが、何とか立て直して再開。あまりポイントが整理しきれなかったけれど、要するにコンセプトを詰めて適材適所にすることが大切だ。概要としては世界中の港町在住(もしくは出身の)アーティストを横浜に招集し、横浜の歴史的もしくは風俗的もしくはあまりガイドマップには載らない地域までを包括的にカバーするスペースや野外での作品設置及びパフォーマンスとなるのだが、ぼくには少しコンセプトがあまりピンと来なかったのが残念なところだ。面白いとは思うのだけど、ううううんんんん面白いとはなかなか言えずというのは、まだ山岡氏が言わんとすることが掬えていないのではないかということであって、プロジェクトの協力もお願いされたけれど、もうすこしぼくの個人的予定も加味しつつ考えようかと思う次第であった。
明日も雨なのかというのは少し辛いけれど、それでも楽しい日になるのだ。相方が帰ってきて少しお話をしつつ、お菓子を沢山食べてしまいすこしお腹一杯すぎる。今夜はじとじとしますね。
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金曜日, 6 月 20th, 2008
新聞記事を読んだということで夜八時、某テレビ番組制作会社の方が来て軽い打ち合わせ。いやはや面白いことになってきた。僕らはいまとても面白いことに向っているのだということをもっと実感したいし、現実にいろいろ初めっているのだ。僕はもっときちんと物が言えるようにもなりたいし、もっと言うべきだろうと思う。それにはもっとアイデアと覚悟が必要だ。僕には時間が足りないというのは言い訳なので、それに立ち向かう方法が必要であって、言い訳は必要ではない。そうだ無言実行なのだということを確認したのだ、結果はあとでついてくるのだ。
明日も山岡さんが家にやってくるし、始まることばかり。夏の湿気になんか負けられないというのは本音だ。やっぱり面白いことをやれば皆ついてくるのだ。やるぞ。
アスクルからも5000枚のコピー用紙も届いたことだし、準備万端という心意気ですべてが上手くいくような気がしている。さあ。ぼくは今ビールを飲んでいるのだ。
皆さん初めまして!私は生きています!
夜が明けるのが待ちきれない皆さん、ごきげんよう!
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水曜日, 6 月 18th, 2008
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水曜日, 6 月 18th, 2008
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水曜日, 6 月 18th, 2008
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火曜日, 6 月 17th, 2008
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火曜日, 6 月 17th, 2008
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火曜日, 6 月 17th, 2008
新作のプロジェクトについて、構想を練っている最中で、とりとめのない考えがいくつも浮かんでは消え、消えては浮かび。高速道路でトラックが走り出す。旅だ。11月の多摩美の芸術祭でパフォーマンスを何かやってほしいと学生が熱意ある招待を受けて、それでもってややこんな卒業して何年も経っているのに、よくぼくのことを知っているねと思い光栄ですということで始まったのだけど、それがまた難題な課題であって大学という公共空間でありながら閉じられてもいる空間であってその場と社会という開けれるべき世界との接点を見いだすことで今回の作品の構想は始まっているのだけど、それも人間の身体ということを視点としてそこから如何に他人との関係性を持てるのかということで、四苦八苦している。何も旅をしなくてもここには既に大きな謎があったのだということでブラックホール(またはホワイトホール)に吸い込まれ(または吐き出され)立ち往生。
思想家 柄谷行人の新書を読みふけりながらも、今もなおここではない何処かというユートピア思想から抜けられなく抜けなくてもいいのだということでもって最終的には行為で落とし込めるという人間最大の英知で解決する。そうか死ぬ時は、皆平等だ。皆死ぬのだ。如何に死ぬのだ。
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月曜日, 6 月 16th, 2008
アスクルの会員登録をして、用紙5000枚とインクを頼もうとしたらパスワードとIDは明日お知らせしますと言われて、ああそうか明日来るのかということでくだらないギャクになった。とりあえず今はレックスマークのインクと用紙が足りない、ポーランドのアートセンターにプロポーザルを提出するのに大量の紙と時間と労力がいる。メールでもやり取りしているのだけどやはりここはプリントされているものが一番実感としてある。
気分転換にメキシコ(だったけ?)のアーティストSantiago Sierraのサイトをずっと眺めていると、去年ぼくがパフォーマンスしたチリのサンチャゴのMatucana100というアートセンターでプロジェクトを実施していた。イギリスでもインドの動物の排泄物に関わるNPO団体と協力して糞尿を固めた作品を作っていたし、でもやっぱりぼくは「新品の黒い車を100台道に並べる」という一見くだらない作品が好きだ。ああ好きだ。なんと政治的なんだろうと。
とりあえず話を東京の自分の家に戻して、これからのことを少し考える。ポーランドのグダニスク(ポーランドのだいぶ北のほう)で市内に住んでいる全員と握手するという、強行プロジェクトを構想している。実は現在人口45万人。本当にできるのか?
ややまだこれからの話。
明日はアマゾンでSantiago Sierraのカタログ買うか。作品を作る糧になることは必死ですね。すこしドローイングを描きつつ、明日に向けてぼくは生きていくのです。
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月曜日, 6 月 16th, 2008
2.1ゼネスト宣言をちらっとテレビで見て。昨日は砧公園の世田谷美術館へ足を運ぶ。横尾忠則展の最終日、ややと思っていたけれどやはりこうゆうところでは必ず知り合いに会う。あまりの作品量で疲労困憊し、19時に渋谷のやんばるへ向い、生活革命の打ち合わせ。8月のプランについて話し合う。いよいよ、私たちは路上へのアクセス権を手にした。まだ詳細は秘密であるのだけれども、[車と文通する]ということで合意し、皆それに向けて動き出すことにした。日和見的でない、私の世界がいかにどのようにあるべきなのか、私たちは私の方法でもって動きだしなければいけないという最大の命題があって、私たちはいま死ぬまで実験を繰り返すのみだと言うことだ。ぼくは差し当たって共同作業と個人作業という2種の実験方法を用いつつ、これからも切磋琢磨する処である。
そろそろ上海の友人に連絡を取り、10月のこともいよいよ始動し始めなければいけないのだ。知り合いからスウェーデンからの便りが届く、やはり世界は広いというか狭い。それが望むものはどこにもないのだ、自分で創造する以外には誰も作ってはくれないという教訓を胸に、いつもどこかで憧れと羨望のまなざしのなかで絶望を抱えつつ、前に進むのです。私はひ弱な、海外かぶれですがよろしくお願いします。
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月曜日, 6 月 16th, 2008
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日曜日, 6 月 15th, 2008
夜の7時、西友でお好み焼きの買い物をして帰宅。10名程の来客があり、居間がいっぱいになりつつビールで乾杯しお好み焼きとチヂミ。あまりも疲れていたのですごいスピードで飲みだし、一気に気持ち悪くなり一時退散し30分程度眠り、まちた復活し夜が暮れる。
朝8時に待ち合わせしていたのだけど、寝坊で遅れてしまい30分押しにした。代々木のとある奇麗なアパレル関係のビルの下見に行き、7-8月の朝食会の会場下見。夜はまた打ち合わせで彼らと合流する。朝会って夜にまた会うというのは面白い。10時過ぎに帰ってきて、大工さんが家の破壊された畳とトイレの壁の修復。手慣れたもので30分程度で作業完了。あまりに早さにどうゆうことをしたのか見逃したくらいだ。その間にまた残りのお好み焼きを作り、メールの返信作業しているともう12:30を過ぎる。小田急の電車であまりにも気持ちの良い朝が始まり今日はまだまだ長いぞという予感さえしてくる。矢野顕子の[春咲小紅]が流れ出し、もう一時近く。
昨日松尾くんが[純粋]という言葉を使って何かを説明しようとしていた。夜も遅いからということで尻切れトンボになってしまったのだけど、言葉はやはり[言葉を使って何かを説明する]ということが一番の役目なんだろうと思った。まだまだ足りない気分でいるのだけど、それはまた香港、中国、ポーランド、カナダ今年の暮れから来年に繋がります。
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水曜日, 6 月 11th, 2008
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水曜日, 6 月 11th, 2008
蒸し暑く身体がちょっと汗ばみ、ちょっと汚く帰宅。すぐに炊きたてのご飯と豆板醤で味付けした豚肉のスープを頂く。いつもありがとう。ちょっとピリ辛でとても美味しい、部屋の窓を開けて、新鮮を空気を吸いながらの夕飯。テレビをつけてみると中国四川省の地震の最新情報や日本から駆けつけた救助隊が中国で救助活動の際に黙祷をささげることで現地のメディアに取り上げられて、感動を呼んだというニュースを聞いた。個人的には別の話を救助隊に関して聞いていたので、そういう側面もあったのかとちょっと関心。
軽く珈琲と煙草を吸って、いくらかメールの返信を書く。多摩美の学生やポーランドや香港からいろんな話が来ているけれど、あまり上手いこと動いてはないような感じでもあるので、まあ準備だろうなということで少し自分の作品Pdfの手直しをして、メールで送り返す。カナダの親しいキュレーターが今週末からスコットランドで自身で企画した[NO TIME TO LOSE]という展覧会のサイトを少しみながら、キューレーターというお仕事は大変ですなあという感想を月並みに持つ。彼女が書いた文字がぎっしり詰まったメモ書きを見て驚愕する。
すると小島真由美が[幸せの缶詰]と歌っていたんだよ。すこしでも未来が明るなるんなら、もうすこし給料減らしてくれてもいいですと、ちょっとしたフレーズを考えてみる。
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月曜日, 6 月 9th, 2008
疲労困憊、目紛しく敗北
我々はこうあって欲しいという
切望、欲望、窃盗、社会
恐ろしくも塔婆を投げ捨て、投げ込み
今日私が生まれた!
登山者は下山した!
言語的に言えば、私は元気だ!
前を携え歩き出す前衛書斎
振り向けば、いままさに
その時だ!
気持ちが悪いのだけど、煙草を吸うぞ!
岩石をひっくり返したと思うなよ!
私はまだここにいるのだ!
究極の自分!
露骨にセックス!
うなじを摩りながら我々は連帯する!
今日という今日(こんにち)は
最も重要な欠点を忘れたのだ
私にもそれが一体なんのかは
分からない!
辿り作ることさえ困難かもしれない
移動せよとは、言えないかもしれない
踏みしめる地面は私を憎むかもしれない
腕を千本用意し、定かではない
自分の背中を確かめよう
それ以外に手段はないのかもしれない
裏路地でで会った猫に私はこう伺ったのだ
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月曜日, 6 月 9th, 2008
我々は生まれながらにして人類ではなく
また人間でもなく
ただただ 爆発と収縮のみをもって私てし
寸前まで 私が私であるということを
無意識を
無知を
恥じず
私 こわれゆく怪物
地平線にぽつりと佇む私
否
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月曜日, 6 月 9th, 2008
野原で
限界視界のずっと遠くで
私の知らない場所で
あなたは この時
誰と意思を通わせているのだろうか
私が眠っているとき
私の意識がないとき
叫び声が無風として認識されるとき
鳩の小声により目が覚めるとき
この感情は
小鳥のさえずりよりもずっと小声で
消滅する
忘れてしまいそうな5分前の世界は
確かに、私は生きていました
そして、愛しています
あなたは、そして
走っていくでしょう
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