Archive for 12 月, 2009

そうね現実を越えないとね

火曜日, 12 月 29th, 2009

12/21
友人の友人の仲野君が家に来る。初めて会う人が家に来るのは久々だなあと思う。夕方恩田君と撮影のうちあわせでぼるがへ。フィルムだけ買う。

12/22
夕方馬喰町のαMギャラリーに行って保谷さんに会う。契約書にサイン。

12/23
友人の松尾夫妻の結婚式に参加する。写真スタッフとして恩田君くんと。4×5の撮影も久々だったので結構苦労したけれど、面白かった。途中、酔っぱらいすぎてしまった。恩田くんに車で送ってもらう。

12/24
代官山のフィルムの現像所に行く。クリスマス。

12/25
フィルムの現像があがってくる。案外大丈夫だったので、一安心。助成金の申請書を書こうかと思っていたのだけど、時間切れで出せず…失念。伊藤さんが車を取りにくる。ガスが止められているので銭湯に行く。

12/26
徹夜で働く。

12/27
新宿歌舞伎町のとんかつすずやでキュレーターの鈴木さんと打ち合わせ。ちゃづけとんかつ。2時間の会議。

12/28
朝からずっと恵比寿のギャラリーのペンキ塗り作業。10時から深夜まで。ガス復活。

なんだかんだで年の瀬になってしまったのだけど、気づくともう1年経っているというのが驚きと共にやってくる。今年の始め頃には4×5の撮影で作品をせっせと作っていたころが懐かしいようで、ついこの間のようにも思える。果たしてぼくはどこへ向かっているのだろうかと不安になる夜もあるのだけど、そこは堪えてへへっへって笑ってやるといつも朝になって次の日になっているので、なんとかやっていける。AQUAのBarbie Girlがなんだか切ない気分に聞こえることもあるけれど、そんな複雑な世の中だから生きるていけるような気もするから大丈夫。今年の初め頃に書いた文章では、きっとぼくはかわいい大人になろうと書き留めたことを思い出している。今年は何人もの友人が結婚という大きな節目を向かえていることを喜ばしく思う反面、もうそんな歳になったのかという単純なる他人事のような感想を持ちつつ、さあぼくはどうするべきかなと考えて始まらないから、ややしかしぼくはとにかく作品を作るしかないのだなという結論と確信を持ちつつも尻餅なのであって、それでへっへとまた這い上がってこれるような2010年にしたいと思うの。だってもう27歳、まだ27歳ってどっちなのよ、深夜の歩道橋の上から叫びたい気分でもある。なんちゃってというのはずるいけれど、とにかくぼくは言い訳をしないで、次の言葉を探すよ。そうね現実を越えないとね!まっててね!

[2009] 泥棒と文通する

月曜日, 12 月 14th, 2009

Project draft idea for HIAP Production Residency programme 2010, Helsinki

真夜中の泥棒と文通する

日曜日, 12 月 13th, 2009

よくわからないなりに平成19-20年分の確定申告の書類を作り上げて、問題なくいけば少しお金が還付されるんだけど、そうもいまくいくもんかって書類が言っているような気もするので、明日は税務署でちゃんと聞こうかと思っているけれど、なんでこんなにも複雑なんだろかと不思議にもなる。もっとシンプルにもできないものだろうか。ということで、ヘルシンキHIAPのプロジェクトの「泥棒と文通する」プロジェクトのドラフトイメージを作ってキュレーターに送る。行ったこともない待ちの風景を思い浮かべながら、こんな遠い7830kmも離れている東京の片隅からへっへへって考えている自分と凍える寒さのヘルシンキの待ちはどうもまだ現実的には結びついていない。思いつかないことは実現もできないし、行動することもできないけれど、考えることができればそれは実現することができるというものだと思うし、待っているだけの人生では何もかもいい訳になってしまうのは嫌なので、これからだって飄々としていきたいと思う。東京に来てから10年弱経とうとしているけれど、ようやくだけど、何か変わってきているような気もするし、生活は相変わらずギリギリのジェットコースターみたいで貧困まっしぐらだけど、いつか死ぬんだったら嘘のない人生にしないとね、と昔働いていた職場で話したら、笑われた。というかたぶんその笑ってくれた人は本心ではぼくのことが羨ましいなあって思っていたようで、そんなこんなことも懐かしさのなかで幻影として消えていってしまわないように、きちんと留めておくだ。何もかも始まったばかりだと思えれば、どんな複雑なことだってこれから変わっていくしかないし、これから生きて行く為には、何かするしかないし、価値観の更新をしていくしかないんだと思うだから法律があっても裁判があるし、それでも裁き切れないことだってたくさんあって考えていることのなかからこぼれ落ちるように見事にすり抜ける現実があって、それをどうしようもなく見つめるだけでも、人生は大変だなあと良く思うから、うまく生きて行けるような気がする。

もうすぐ霜焼けだと思います

金曜日, 12 月 11th, 2009

「ルドルフとイッパイアッテナ」という昔のNHKテレビ絵本を良く思い出すのだけど、なんだかこれがぼくのなかでキーワードになっているような気もする。「いっぱいあってな」という名前いいなって思ったりしたし、それでしか言えない関係もなかなかいいなって思う。今週はブレインストーミングと細かい作業が続きますが、年越しまでの辛抱かしらと思って寒い部屋で凍えそうになりながらやっております。もうすぐ霜焼けだと思います。

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12/6
バックアップ用に1TBのハードディスクを買う。結局アマゾンが一番安かった。実は何度もPCを壊してデータ無くしてる。

12/7
同居してひとが引っ越したので、一軒家に独り住まいになる。北綾瀬に行く。風が強いなあ。

12/8
昔アルバイトしてた渋谷のホテルと新宿のヤマト運輸に行って過去5年分の源泉徴収票をもらう。みんな変わってないから時間が止っているような感じがする、ぼくだけどこかふらふらしているような感覚になる。お金が入るようになったら恩返しでもしないといけないなあと思うくらい、お世話になった。アーティストブックの請求書送る。

12/9
表参道のNOW IDeA by UTRECHTに「台無しの共同体」納品してから、恵比寿のフレッシュネスバーガーでギャラリーの軽い打ち合わせというか、お話。アートフェアの清算を早めにしてもらう。お金が無かったので、新宿から恵比寿まで徒歩。やっと携帯代金を払った。

12/10
ヘルシンキのHIAPのプロジェクト「泥棒と文通する」のプレス用テキストとイメージの準備。まだ作ってもいない作品なので、ドローイングをイメージにする。スキャナがないので、どこかで借りようかなって思っている。

12/11
HIAPのテキストの英訳及び修正。ほとんど終わりそうな感じ。ヘルシンキの日程を固める。

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泥棒と文通する / 丹羽良徳

日本人アーティスト丹羽良徳(1982年生まれ)はHIAP production residencyにてヘルシンキにて新しいサイトスペシフィク作品を作る。“泥棒と文通”はサイトスペシックなインスタレーション作品で、人々に泥棒との関係を想像させる。銀行もしくは大使館の屋上に大きな“泥棒のみなさま、今が泥棒の時だ!(フィンランド語で)”というネオンサインを設置し、銀行の営業時間終了後の夜間だけ点灯させる。そのサインを見た人々は権威や資本主義社会の抵抗行為としてのあらゆるレベルの想像上の銀行強盗や盗みを想像することができる。そしてまたこのサインは低所得労働者の私有財産制度やすべての土地が誰かのものであるという富に対する抵抗の声とも捉えることができるかもしれない。このビルに掲げられた声は実行可能ではあるが、実際に泥棒を突き動かすことができないかもしれない。しかし、泥棒というアウトローからの視点でお金や経済のありかたを考えることは、きっとこれから社会を変えるきっかけになると思う。

以前から彼は動物や植物や歴史的事象といった他者といかかに関わるかということに興味をもっている。そして彼の作品は常に、鶏にイラク戦争を説明することや東ベルリンの水たまりを西ベルリンに移しかえるといった実行不可能なことを設定する。それはその不可能性によって、社会の構造を暴き出そうという目的からである。そしてまたそえは、人々がどのように他者と関わり合うのかは、何を信じているのかという裏返しでもある。そして生活の中で何を信じて何を選ぶのかということは、それぞれの共同体のなかでどのように関係性を築くのかということに関わることである。そのため私達が作り上げてきた歴史ということは最も私の作品で重要な要素である。

確定申告をします

水曜日, 12 月 2nd, 2009

ヨコハマ映像祭CREAMに行って、税務署に行って、馬喰町へ飛んで、もういちど野方へ行く。なんとなく師走だということが身にしみるように、忙しくしているのだけど、どうもこれは、「ああ忙しいそうだ」という感覚のうえのことであって、実際は生活が何もそうも急かされているわけでもないんだけれど、そういう感覚をなぜか共有してしまうというのが、年末の魔術なんだろう。とにかくそういう感じで、次を急がねばと尻を叩かれていたりするというのも、来年の個展のプランの選定や2-3月のヘルシンキ行きまでの準備なんかを実は今年のうちになんとかしないといけないのだ。それに加えて今年は人生で初めて、確定申告というのをやってみると決めているので、領収書の整理や申請する書類の準備をしている。というか、所得税の計算というのはこれまたややこしいので、その仕組みさえわかれば簡単なんだろうけれど、それがまだ分かっていない。しかも過去5年分くらい一気に整理してしまうおうというのだから、これまた困ったもんだ。困ったというのは、これまでやっていなかった自分のことで致し方ない。

どうも年末に差しかかるとこんな感じで忙しくなく生きているような感じでもあるけれど、これもまた来年に向けてよりよい人生なんだと言える準備かもしれないと思えば、乗り切れるような気がする。これまでぼくはあまり意識的ではなかったのだけど、赤字ではあるものの、収入が複雑になってくると、そうかぼくも個人事業主なんだと思えてくるようになって面白いものだ。とりあえず来年は山場だというのは間違いなさそうだということは言っておきたい。