仮想敵の宿命

3 月 5th, 2013

本当のことを言うと嫌いな奴がたくさん増えた。より正確にいうならば、どうでもいいと思えたようなちゃらいような人間について、悉く嫌気が差しているし、そんなこと合理主義的に考えれば、時間の無駄でしかないし、結局のところのぼくの敗北に終ることは目に見えているように明らかであった。しかし、そういうことで、ぼくとは何ら関係のない、オフィスで働く有象無象に対して、こそこそと苛立を覚えつつある。そうそれは、架空の敵であったし、折しも最悪の状況。仮想敵と闘うなんて、どんな暇人なことか。いや、そういうことで浪費している人生は、結局最大の不幸を呼ぶだろう。小さな頃はそうではなくて、世界は非常に水水しくそして輝かしくそして罪のない社会という個々の集合体なのだと思い込んでいたんだけど、どうやら違ったみたいで、30代の年齢の妙の影響もあるのだろうか、ひどく腹立たしい気持ちで一杯である。寧ろ、腹立たしく思っていない奴らに対して、酷く立腹するというある種の全体主義者である。いつかみてろ。

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